Bustle Pannier Crinoline

バッスル・パニエ・クリノリン

フェラの本質

男が立って女性にフェラをしてもらう時、女性がひざまずくから、女性を隷属的地位に貶めて優越感に浸ることで男性は心理的満足を得ているのだという論拠で、フェラ好きの男性を批判してくる女性がたまにいますが、的外れです。結果的にそういう意味を見出す男もいるかもしれませんが、女性より優位に立つことがフェラの本質ではありません。

 

 もし男性の陰茎が上半身に付いていて、女性の口が下半身に付いてたとしたら、ひざまずくのは男性の方になりますが、その場合に男性が隷属的立場に貶められたくないからという理由でフェラを忌避するかと言ったら、しないはずです。

 

例えば、手に泥が付いた時、陰茎に泥が付いた時、口の中に泥が入った時、それぞれどんな心境でしょうか。手や陰茎であれば「あー汚れちゃったよ」とは思いますが、洗えばいいとも思いますね。でも口は、嫌だという感情が手や陰茎よりもだいぶ強いのではないでしょうか。

 

つまり、私が思うに、フェラの本質とは、相手の「汚いものを入れたくないと思う箇所No. 1」の中に、自分の一番性的で一番隠さなければいけない箇所を受け入れてくれているという事実、もっと言えば「それほどまでに目の前の女性と親密になっているという状況」なのではないでしょうか。