Bustle Pannier Crinoline

バッスル・パニエ・クリノリン

マジックミラー号についての考察(その2)

前回の記事では、AVのマジックミラー号作品では、マジックミラーの特性を生かした疑似野外セックス性はむしろ本シリーズのキモではなく、むしろマジックミラーで外から見られているかのような異常な状況でのセックスが、本来セックスする相手ではない人とセックスするという状況を相対的に霞ませるという点を指摘しました。

 

今回は、マジックミラー号シリーズの作品に見られる、マジックミラー(号)以外の特色をいくつか取り上げ、本シリーズの魅力を分析していきたいと思います。

 

まず、前回の記事でも触れましたが、この作品群では、マジックミラー号の中でセックスするという構造は共通ながら、“素人”の男女の友人同士のセックス、彼氏を外に待たせてAV男優と“素人”の女性がセックス、“素人”女性の友人同士のレズセックス、友達同士の2カップルのスワッピング、AV女優による“素人”童貞男性の筆おろし、等等、様々なシチュエーションが用意されます。そして、実はこの出演者間に設定されている「関係性」そのものがマジックミラー号の本質的魅力と言っても過言ではないのです。

 

マジックミラー号の中で、AV女優とAV男優が(少なくともAV女優とAV男優という関係性そのまま丸出しで)登場することはありません。なぜなら、そんなものは面白くないからです。そこには、上記に上げたような、本来ならセックスしない者同士という「関係性」が存在しないからです。我々はマジックミラー号作品を見るとき、出演者の肉体や痴態に興奮しているのではありません。出演者の「関係性」をオカズに抜いているのです。

 

ここで一つ、マジックミラー号でよく見かけるシーンを挙げましょう。それは出演者への出演料を渡すシーンです。これは素人にAV出演をお願いする系の疑似ドキュメンタリーAVではよくあるシーンであり、したがってソフトオンデマンド作品ではマジックミラー号に限らず比較的目にしやすいシーンかもしれません。しかし、AVの作り手によっては、金品の受け渡し自体は、一義的には女性をAV世界に引きずり込むためにやむをえず行うプロセスという意味でしかなく、必ずしもわざわざ強調して入れ込む必要のあるシーンではないと考えるでしょう。一方で、マジックミラー号ではかなり意識してこの札束シーンを入れています。これは勿論、本来であればカメラの前で恋人ではない相手とセックスするはずがない“素人”がそれをやるに至るだけの動機付けが十分にあるという点をアピールして、見ている人への説得力を生むために行われているものです。そういった意味で、このシーンの存在意義は、マジックミラー号の異常性がAV出演への抵抗感をなくすという構図を見る者に示すことと共通点があります。

 

もう一つ、象徴的なマジックミラー号あるあるを挙げると、恋人同士ではない男女の友達にお金を渡してセックスさせたり(男女の友情は成立するか?シリーズ)、友達カップル同士にやはりお金を渡してスワップさせるといった類いの作品において、事後にスタッフが「これから関係性は変わりますか?」という趣旨の質問をします。男女の友情は成立するか?シリーズで言えば「今まで友達同士でしたけど、今回のセックスをきっかけにお付き合いしますか?」という質問をするのです。これに対して出演者が「好きになっちゃいました」とか「実は前から気になってて…」とか「明日から恋人同士かも…」と答えたことは、私の知る限りただの一回もありません。なぜか。それは、これで恋人同士になってしまっては、結果としてはただの恋人同士のセックスを見せられただけじゃないか!ということになってしまって、興ざめだからです。マジックミラー号を好んで見ている人は、「関係性」をオカズにヌいていると先ほど書きました。それをわかっているマジックミラー号スタッフは、カラミが一通り終わったあとに、「ここまでエロいことをやっておいて恋人同士ではなく友達同士なんだ」という事実をわざわざダメ押しで強調するために、この質問のカットを入れているのです。スワップものでいえば、スワップしたけど今後カップルの関係が変質してしまうのではないかという質問をしても全然今までどおりだという趣旨の答えを言わせたり、あるいはそのやりとりがなくてもスワップ後の4人の男女の様子のカットを必ず入れて、なんらギクシャクしていない、「やっぱり本来セックスするべき相手じゃない関係でセックスしたんだ」という事実をダメ押しで強調する作りになっているのです。

 

いかがでしょうか。こうしてみると、マジックミラー号で最も重要な要素は「本来であればセックスしない相手とセックスする“素人”」という構造であり、この原則を踏み外すと途端に興奮できない、ヌケない作品となることがよくわかります。そして、マジックミラー号シリーズのスタッフは、この原則を踏み外すどころか、この原則を強化するためのあらゆる工夫を作品に詰め込んでいるということが改めて浮き彫りになります。そして、その工夫とは、一言で言えば「本来であればセックスしない相手とセックスする“素人”」にリアリティを持たせるということです。それは前回の記事で指摘した「抵抗感のすり替え」もそうですし、お金を渡すシーンにしてもそうです。たとえ他のAVでよく見る女優が“素人”女性のテイで登場しても、ソフトオンデマンド社の考え抜かれた匠の技巧により、我々はマジックミラー号作品が提供する“素人”設定に没入し興奮することができるのです。

 

ありがとう、SOD!おめでとう、SOD!

マジックミラー号についての考察(その1)

マジックミラー号をご存じでしょうか。

ソフトオンデマンド社のAVの中でも超有名シリーズで、AVをほとんど見ない男性でもその存在は知っているという人もいるくらいの人気作品群です。DMM.R18で「マジックミラー号」で検索したところ、2200件近くがヒットしました。「マジックミラー号」というカテゴリも作られておりそこには134タイトルが登録されていました。

 

念のため説明しておくと、マジックミラー号とは、荷台が部屋になっている車で、その一面がマジックミラーになっていて、その中で様々な関係性の人間がセックスをするのですが、マジックミラーにより、部屋の中にいる者及びAVを観ている者には、あたかもそれが公衆の面前でセックスをしているかのように見えるという作品です。

 

この作品は、これだけのヒットシリーズになるだけあって、非常に巧みな要素が含まれており、分析的に見れば見るほど、ただのマジックミラーの特性を利用した疑似屋外露出が本質ではないことに気付かされます。

 

2回に分けてマジックミラー号作品を分析したいと思っています。

今回は、マジックミラーそのものの役割の意外性について書き、次回でマジックミラー号作品の最大の魅力はマジックミラー号というセッティングそのものにはないという点について書こうと思います。

 

さて、マジックミラーそのものの役割の意外性です。

 

おそらくですが、このシリーズを最初に考えた人は、「マジックミラー貼りの部屋をロケに持ち出せれば、疑似的な野外セックスが撮影できるんじゃね?」と考えたのではないかと思います。つまり、マジックミラーの特性を活用するというスタート地点に立って考えた上で、「マジックミラー」に「可動性」という要素を掛け合わせて新しいものを作ったという認識だったのではないかと思います。それはそれで十分に天才であり、AVの歴史上で見ても相当重要な発明として高く評価されるべきでしょう。

 

しかし、実際に作品が作られることで、おそらく一部のスタッフは気付いたのでしょう。マジックミラー号で得られる成果は実は「疑似的な野外セックス」ではないことに。むしろAVの世界においては野外セックスを野外セックスのまま撮影することは、一般人の青姦よりもハードルが低いと思われます。わざわざ「動くマジックミラー」を用意する目的としては「疑似野外セックス」は弱いのです。

 

では、おそらく実際にやってみた結果として副産物のような形で発見されたと思われる、マジックミラー号ならではの成果物とは何なのでしょう。

 

ここで、いったん次回書く予定の領域に一部踏み込んでしまいますが、マジックミラー号では毎回様々なシチュエーションが用意されます。“素人”の男女の友人同士のセックス、彼氏を外に待たせてAV男優と“素人”の女性がセックス、“素人”女性の友人同士のレズセックス、友達同士の2カップルのスワッピング、AV女優による“素人”童貞男性の筆おろし、等等…この引用符付きの“素人”というのはもちろん設定上のということですが、AVの世界では設定を受け入れることが前提となりますので、カメラの前で恋人でもない相手とセックスすることに一定の抵抗を有する“素人”であるということが重要な要素となってきます。

 

そして、ここが重要なのですが、普通に考えて、ホテルの一室で恋人とセックスするのと、通行人がすぐ目の前を通っているのが見える状況下で恋人とセックスするのでは、どちらの方が抵抗があるでしょうか。もちろん後者の方が抵抗があるに決まっていますね。そう考えると、マジックミラー号の中でセックスするということは、普通にセックスするよりもさらにハードルが上がる、そう考えるのが自然なことです。マジックミラー号で疑似的な野外セックスが撮れる、と考える視点はまさにこの思い込みに立った立場です。

 

しかし、実際は逆で、マジックミラー号は、“素人”が不自然なセックスをすることのハードルをむしろ下げる効果があるのです。それはAVの視聴者の視点から見れば、本来であればそんなに軽々しく知らない人とセックスするはずのない“素人”が、本来であればセックスしない相手とセックスするという状況に、むしろ説得力を持たせる効果があるということでもあります。

 

なぜでしょう。

 

それは、本来であればセックスしない相手とセックスしているということへの違和感や抵抗感が、通行人がすぐそこを歩いているところでセックスするということの異常性により、相対的に薄まるからです。

 

出演者の視点で言えば、そこに出演する“素人”は、マジックミラー号の中に入って「うわー丸見えじゃん・・・でも外からは見えないんだよね・・・」と強いインパクトを受け、それにより、恋人ではない相手とのセックスが持つ異常性から目を逸らされるのです。マジックミラー号という異常な環境が目くらましとなるわけです。そして、セックスを始めるにあたり、当然迷いやためらいが発生しますが、それが、もともとは恋人ではない相手とセックスするという不自然さから来ているはずなのに、そうではなく自分がマジックミラーの中でセックスをすることに対して感じている迷いやためらいなのだと錯覚するのです。AVを見る者の視点で言えば、そのように錯覚するのが当然なシチュエーションが用意されているおかげで、“素人”が恋人ではない相手とセックスするという状況に、いっそうのリアリティを感じて、より興奮できるというからくりなのです。

 

すでに述べたとおり、私は、このシリーズが企画された最初から、スタッフがこのからくりに気付いていたとは思えません。おそらく、疑似的な野外セックス的発想からスタートしたのだと予想します。それでもどこかの段階でマジックミラー号が持つ上記のような全く想定と異なる潜在力に気付いたことは間違いありません。しかし、もし、もし仮に、第一回のマジックミラー号の撮影の段階から、上記のようなからくりにスタッフが気付いてこのシリーズを始めていたのだとしたら…それは天才などというレベルの言葉では片付けられない、畏敬の念のような、それでいて「世にも奇妙な物語」を見た時のようなある種の恐ろしさを感じずにはいられません。

 

次の機会には、マジックミラーとは無関係の、マジックミラー号の魅力について考察します。

ゴンゲ #2

(ゴンゲ #1)

積極的に話しかけてきたことから、髪の長い女は協力者となってくれると直感した僕は、ゴンゲへの用件をごく簡潔に要約して述べた上で、こう言った。

「あの、あなたはゴンゲさんのお友達ですか?」

「お友達っていうか…知り合い?」

髪の長い女は、半笑いで髪をかき上げながら視線を逸らした。

 

「ゴンゲさん、どこに行ってしまったんでしょうね・・・」

何気なく言った僕だったが、これに対する髪の長い女の返事はやや意外なものだった。

「さぁねぇ・・・オトコでも漁ってんじゃない?」

 

先ほど見た女がゴンゲなら、僕がもともと聞いていたような、性欲の火の玉のような存在とは程遠いし、何より本人が、自分はすでに枯れてしまっているかのような事を述べていたように思う。そんなゴンゲがまさか男漁りとは、到底イメージと合致しない。

 

「そうですか?正直とてもそんな風には・・・」

「え、でもそういうゴンゲを期待してきたわけでしょ」

髪の長い女はけだるそうに斜め下からの視線を送ってくる。僕にしてみれば、この髪の長い女の方がよっぽど現役で性欲バリバリの女に見えた。もうゴンゲはどこに行ったかわからないし、どちらにしてもあの様子じゃゴンゲはもはや性欲の権化ではないだろう。いっそ、この人に力を貸してもらえないか、頼んでみようか。

「あ、あの…あなたに来てもらうわけには、いかないですか…?」

「は?」

髪の長い女はケタケタ笑い始めた。すっとんきょうな事を言っている自覚はあったので、僕はその無邪気な笑いが収まるのをおとなしく待った。

「キミちょっとおもしろいね。ちょっと話きこうか。飲み物持っといで。」

髪の長い女の言われるままにバーカウンターの飲み物を手に取って、女と同じテーブルに付こうとしたが、女は僕のことを手のひらでハッキリと静止した。

「え?」

困惑している僕に、髪の長い女はこう言った。

「全然気づいてないみたいだから一応言っておくけど、ズボンのジッパー開いてるよ?」

僕が視線を落としてズボンの前を確認する速さは相当なものだったに違いない。首がブオン!という音を立てたような錯覚があった。そして、僕が目にしたものは、そんな首の擬音などどうでもいいくらい驚くべき現実だった。

「げぇ!」

僕は自分のウインナー・ソーセージを慌ててズボンの中、そしてパンツの中にしまいこんで、力いっぱいジッパーを上げた。まるでテキーラでも一気飲みしたかのように猛烈に顔が血色に染まり、熱くなって、汗が滲み出てくるのを感じた。一体いつの間に、そしてなぜ、僕のイチモツは対外的にオープンな状態となってしまったのだろう。焦りと恥ずかしさと困惑で僕はパニック状態に陥っていた。それを見た髪の長い女はひとしきり笑い転げたあと、息を大きく吸ってこう言った。

「それ、ゴンゲだよ」

「え?」

「キミがゴンゲに説明してる間に、ゴンゲがこっそりキミのおちんちん出してたんだよ」

そう言うと再び女は爆笑し始めたが、その説明は到底納得できるものではなかった。僕はゴンゲの隣に座ったわけではなく、一つ席を挟んでいたし、仮に隣だったとしても、話している最中にジッパーを下されてチンポを取り出されて気付かないヤツなどいるわけがない。もし犯人がゴンゲではなくこの女だとしても同じだ。十分な距離は取っていたし、仮にそうでないとしても気付かないはずはない。つまり、答えはひとつ。このバーに入ってきたときからチンポ丸出しだったということだ。しかし、それもありえないだろう。僕がちんぽをブラブラさせながら店に入ったとはとても思えない。

 

「キミ、ゴンゲはもう男漁りなんかしそうに見えない、みたいに言ってたよね?」

僕はもはや何も答えられなかった。

「あんな顔して、初めて会った男のおちんちん、狙ってるんだからね。さあ、お隣どうぞ。」

一度僕を制止したその手は、ソファの自分の隣のスペースを軽くトントンとたたいていた。

 

(続く)

おはもー!アイーシャです!

みなさ〜ん!こんばんは! (*´︶`*)╯♡

リトグリことLittle Glee Monster、第七の刺客!アイーシャ(14歳)です!

 

いろんな人に「どう?もう慣れた?」なんてよく訊かれるんですが、うーん確かに慣れてはきたけど…もう最近は歌以外のオシゴトの方がガチガチになります!ラジオとか!こないだ「ハモれでぃお」でついに私が進行(の1人)を務めさせていただいたんだけど、緊張し過ぎてマイクだと思ってずっとmanakaちゃんの頭に話しかけてたヾ(@°▽°@)ノあはは

 

この前ね、すごく複雑なコーラスワークがあって芹奈ちゃんが付きっきりで指導してくれて、すごく嬉しかったと同時に「あ〜早く自立しなければ〜」とも思いました。芹奈ちゃんはあんなに天才的なのに、全然気取ってなくて、いつも明るくハツラツしてて場を明るくしてくれる、何重にもすごい人です!!例えて言うなら、バシリスクが水上だけじゃなくて空中も歩けるみたいな?

スッスゴィ...(゚Д゚ノ)ノ

 

リトグリは(私はともかく)天才の集まりですが、今日は芹奈ちゃんの凄さを私なりに皆さんに伝えたいと思います!もちろん声量が凄い・ピッチの正確さが凄いなんてことは、当たり前すぎるので言いません! ( ̄‥ ̄)=3 フン

 

まず芹奈ちゃんは声の多様性が凄い!まだ私が「いちガオラー」だった頃、もちろん歌だけ聴いてどれがだれの声かは瞬時に判別できてたけど、正直に告白すると、芹奈ちゃんの声だけはわからない事があったんだ。芹奈ちゃんと言えば、相当な高音まで地声で支えられるあの芯と艶のある声だけど、曲の2番が終わった後のブレイクや静かな曲始頭なんかで、非常に優しく繊細な声を出すでしょ?それだけじゃなくて、麻珠ちゃんぽい声を出したかと思えばかれんちゃんみたいな声を出したり…私はこっそり「カメレオン・ボーカル」と呼んでいるんだけどね。(●´ω`●) もちろん、manakaちゃんみたいな、歌声のどこを切っても安心と信頼のmanaka印!っていう圧倒的で一貫した個性って素晴らしいと思うし、マネしたくてもできないんだけど、声の出し方のバリエーションがあれだけあるというのは歌手としては本当に得難い財産だと思います!

 

で、声の多様性があるからこそなんだけど、芹奈ちゃんは表現力がスンバラシイ!それは単に声色の引き出しが多いというだけでなく、強弱の付け方とか子音・母音の発音の仕方とか、とっても繊細に歌の世界観を表現しています。ピッチとか声量とかリズム感が凄い人はいくらでもいるけど、たとえば、甘ったるさを表現するためにわざと母音を歪ませたり、同じ音量を下げるパートでも優しさの時と寂しさの時でビブラートの速度を変えたり・・・天才という言葉で片付けたくないけど、無意識にやってるとしたら天才としか言いようがないし、逆に全部計算づくで考えてやっているとしたらもはや彼女はスーパーコンピュータでしょ?コンピューターおねーさん、WOW WOW TONIGHT大好きさ―でしょ?!百聞一見・事件を発見・レツゴー三匹ーでしょ?!やばくない???芹奈ちゃんはよくオケが静かになった時のしっとりパートを任されてるけど、これだけ繊細な表現力があるからだと思うんだよね!

 

それに、凄いのは声の表情だけじゃなくて、顔や全身の表情もだよ!芹奈ちゃんの歌っている時のビジュアル、今は横並びだからあまり見えないけど、録画を見ると、やっぱり圧倒的じゃないかな。

 

芹奈ちゃんといると、ホント、歌ってなんだろうって考えさせられます。。。でも、一緒にふざけてると、良い意味で、ただのキャピキャピした女の子なんだけどねーそれがまたいい!私も負けないぞーー!!o(○`・д・´○)ノ ヵ゛ン'`゛ルゾ-!

 

さてさて、前回のポストにもコメントありがとう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

>ターミーさん

ハモれでぃお聞いてくれてありがとう!メール頂戴ね~ ガオー

 

>baby Sさん

なるほど!ブレーキ踏んだままいったんクラッチをつなげればいいんですね!!ありがとうございます!

 

>あいーしゃLOVEさん

お名前うれしい!応援ありがとぅー

え~!!難しい!言えるかな~…じゃ、いきますよー

隣の客はよくグリチルリチン酸ジカリウム食う客だ、隣の客はよくグリチルリチン酸ジカリウム食う客だ、隣の客はよくグリチルリチン酸ジカリウム食う客だ!どうだー!!

 

>瑠璃香さん

ありがとうございます!武道館でのライブも達成しましたし、次は日本文化センターでライブですかね?それにしても、唐獅子模様はやめたほうがいいのでは…(^^;;

 

ではでは皆様、お元気でー(^^)/~~~

 

P.S. アイーシャの好きなミュータントタートルズのキャラはチャンネル6のバーン部長だよ!

ゴンゲ #1

靴底を入口のマットに擦り付けて、靴底についたグチャグチャの泥を落とす。こんなに汚されることは想定していなかったような、それなりにキレイなマットではあったのだが、仕方ない。僕は若干の緊張を感じながらドアを開けた。

 

僕はゴンゲの顔を知らない。でも、一目見れば一発でわかるはずだ。そんな根拠のない自信が、なぜかあった。しかし、そんな勇ましい心意気も、入口近くにいた客の怪訝そうな表情からこちらに注がれる視線により、徐々に挫かれつつはある。

 

僕が探している存在感の持ち主は、意外とすぐに見つかった。カウンターでビールを飲んでいる女を視界に捉え、僕の集中力は俄かに高まった。僕が隣の隣に座っても、その女は一向にこちらを気にしている様子がない。僕はビールを1杯注文すると、その1杯が来るまでの間、ゴンゲに違いないと僕が睨んだ女性を、つぶさに観察した。

 

あまりのネチっこい視線にようやくその女はこちらに視線を向けた。こちらは緊張を隠しつつ堂々とした姿を一応見せているが、先方からは、けだるさしか感じない。

 

「…なんか用かい…」

 

女の第一声は、僕が予想していたよりはるかに小さい声で、はるかに擦れていた。くたびれた肌にボロボロの髪をしたその女には確かに似合う声だったかもしれないが、あのゴンゲならもっとハリのある声を出してもいいじゃないかという気持ちが少しあったのかもしれない。

 

「あなたがゴンゲさんですか…?」

そう単刀直入に訊ねても、女は全く動揺したそぶりも見せず、ただ煙草の煙を無造作に吐き出すだけだった。僕はしばらく黙って反応を待った。女は煙草をもみ消した後、さっきよりは聞き取りやすい声で、こちらにやや素早く視線を向けて言った。

「あんた誰だい…」

 

僕は簡単に自己紹介を済ませた後、なぜ僕がゴンゲを探しているのかを簡潔に説明した。その間、女は僕を見たり視線を外したりを繰り返していた。僕はその女がゴンゲだと確信していたが、女は自分がゴンゲであると明言しなかったし、ボクもそれ以上しつこくそれを確認してはいけないような気がしていた。

「ゴンゲさんの力を借りたいんです…」

 

女は、新しい煙草に火をつけて、吸い込んだ最初の煙を吐き出すと、さっきよりも少しはっきりとした動きでこちらを見た。

「そういうことなら、残念だったね。今のあたいをご覧よ。お役に立てそうもないだろう。」

 

これをきいた僕は、その女がゴンゲであることをようやく認めたと受け止めて安堵すると同時に、依頼をあっさりと断られたことへの落胆を隠せずにいた。

 

「どこであたいの噂を聞きつけてきたのか知らないけどね…今のあたいはこのとおりサ。」ゴンゲは可笑しそうに笑った。「ゴンゲってあだ名の由来知ってるんだろう?」

 

「いいえ、知りません…」僕がそう答えたとき、初めてゴンゲはすっとんきょうな声を出した。「なんだい、知らないのかい?」呆れたような目でこちらを見ている。

「最初はね、性欲の権化って呼ばれてたけど、仲間たちが面倒がって縮めるようになっちまってサ…可笑しいじゃないか。だってゴンゲだけじゃ、何の権化かわかりゃしないだろう?」ゴンゲはどこか懐かしがるような口調で話していた。

「でもね、それは若い頃の話サ…あだ名だけが残っちまってね…困ったモンだよ。」

「でもゴンゲさん、僕は今でもあなたの性欲はとてつもないって、そうききましたよ…?」「誰だい?そんないい加減なこと言ってんのは。とにかくね、悪いけど、あんたの力にはなれないよ。すまないね。」そう言ってゴンゲは席を立とうとしたので、思わず僕は声を大きくしてしまった。

「ゴンゲさん!」

ゴンゲは眉間に皺を寄せてこっちに視線を向けた。

「本当はなんて名前なんですか…?」

ゴンゲは一瞬黙ったが、ほどなく「さあね…」と言って、人ごみの中に混じって店の奥へと消えていった。僕は追いかけたが、不思議なことにゴンゲはあっという間にどこにいるのかわからなくなってしまった。

 

「ねぇ」

ふと声のした方を見ると、髪の長い女がこちらに顔だけ向けて、テーブル席に座っていた。透明なカクテルがテーブルに置かれている。

「ゴンゲに何か用だったの?」

(続く)

わいせっつ妖怪ファイル⑩妖怪丈詰め

「わいせっつ妖怪ファイル」シリーズの10こめを描きました。

 

 

pixivにも投稿しました。

www.pixiv.net

 

女体を描いている時、人生における幸せランキングのベスト10に入るかもしれないです。女子高生を描くのが特に幸福度高し。

私が個室DVD鑑賞店に行く理由

私が個室DVD鑑賞店に行く最大の理由は「オナニーに集中できるから」である。

 

個室DVD鑑賞店に行って、メシ食ってテレビ見てお笑いか映画のDVD見てシャワー浴びて雑誌めくって毛布にくるまって寝るだけの簡易ホテル的な使い方をすることは理論上は可能であるが、そこで一切ヌカないというヤツはいない。ほとんどのDVDの棚がエロDVDなのだから。そもそも店内には男子トイレしかないのだから簡易ホテルのはずがない。個室DVD鑑賞店が「男性がオナニーをするために作られた空間」であることは否定しようのない事実であり、これこそが私が個室DVD鑑賞店に行く理由なのである。

 

家でもAVは見られるしオナニーもできるが、私の家は集合住宅なので、近所を気にしてヘッドフォンを付けるし、「あぁッ、○○ちゃん!いいよ!いい!あぁー」などという自分の声も遠慮がちにしか出せないのである。

 

その点、個室DVD鑑賞店は、一部の店舗では各部屋が防音になっており、互いに他の部屋に音が伝わりにくくなっている。このような防音タイプの店舗ではヘッドフォンを使わずに見ることができ、ヘッドフォンを煩わしく感じる私のようなタイプの人間にとっては非常に快適だ。また、防音と言っても多少はよその部屋の音が聞こえるが、しょせんお互いに誰なのかも知らない関係であり、ご近所さんに聞かれるのは訳が違う。個室DVD鑑賞店の利用とは、オナニーをする上で発生しがちな制約を可能な限りとっぱらうことにカネを払うということなのである。

 

また、家にはオナニーに関係ない機能の方が多い。「オナニー純度」の低い空間と言うべきである。単に射精するだけならどこだっていい、ある意味公衆便所でもいいはずだ。しかし、オナニー=単なる射精ではない。オナニーとは時間を優雅に過ごすということであり、また自分自身を発見するための修行でもある。そう考えると、優雅さと厳しさのいずれの点でも自宅は不十分である。大量のAVが置いてあって「時間内でどれでも好きなだけ観てもいいし何回交換してもOK!」となっている個室DVD鑑賞店、まさに「性欲のビュッフェ」である。この贅沢感と、誰にも邪魔されないAV世界への没入感は、優雅に時間を過ごすという精神に通じる。また、「シコるためだけに作られた空間」はさしずめ「オナニー道場」であり、ドラゴンボール風に言えば「精子と時の部屋」であり、性欲ド直球の場所なのにどこかストイックな厳しさを秘めている。このように優雅さと厳しさを兼ね備えたオナニー純度の高い空間を確保することにカネを払うということも、個室DVD鑑賞店の利用の意義なのである。